*下田梨園のお仕事 「冬」*


冬はもっぱら剪定です。
剪定とは、古くなった枝を取り、来年実をならせる枝、樹が力をつけるための枝など、
一本一本の樹の状態を見て決め、配置していくのです。

みなさんもお気づきかと思いますが、梨園の天井には格子状に針金が設置されています。
梨の樹は本来、上へ上へと伸びていくのですが、作業がしやすいように、針金の棚に縛っていくのです。


剪定の手順としては、まず、電動の剪定ハサミとノコギリで、いらない枝を切り落とします。
あまりにも量が多いので、機械を使わないと疲れますし、腱鞘炎になってしまいます。




そのあと、間隔を空けて枝を配置する場所を決め、棚に縛っていきます。
使うひもは、植物性繊維の土に還るものを使用しています。
縛った後は、樹の切り口に薬を塗っていきます。
これは、菌が入らないようにし、癒合を早めるためです。

剪定は時間がかかり、一日に5,6本できたらいい方です。
梨の樹は400本…。これを3月いっぱいで終わらせなければいけません。
冬の間も忙しいのです。



こうして3月後半になると、花芽が開き始めます。心はあせるばかり…。
でも何とか毎年無事に終わっています☆



これからまた、緑がいっぱいの梨園に戻って、新しい一年が始まります。
今年もおいしい梨が採れますように…☆



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